2009年度CSR取り組み

CSR取り組み理念

SBJ銀行では、「顧客から愛される銀行」、「社会から愛される銀行」、「社員から愛される銀行」、「株主から愛される銀行」を経営理念として掲げ、高齢者支援、野外生活者支援など、CSR(企業の社会的責任)を企業活動の重要な柱として展開してまいる所存でございます。
具体的には、毎年度1回CSRの取り組み計画を策定のうえ、同計画に基づき、CSR活動を展開してまいります。今年度におきましては、銀行ならではの取り組みとして、「社会貢献型預金キャンペーンの実施」、「金融経済教育の充実」などの施策を中心に展開してまいります。
こうした取り組みを通じまして、SBJ銀行ならではのCSR活動を展開してまいる所存でございますので、今後とも変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

株式会社SBJ銀行
代表取締役社長 宮村 智

CSR取り組み計画

具体的施策 施策概要
社会貢献型預金
キャンペーンの実施
預金キャンペーンによる預金金利の一部を社会貢献目的で寄付
金融経済教育の充実 小学校への出張講座の実施
地域貢献活動の充実 川崎市在住の高齢者住人への食糧等支援活動を実施
野外生活者および海外発展途上国への食糧物資および衣服提供の実施
清掃ボランティアの実施
社会的責任活動に関する
行内取り組みの充実
人権をテーマとした社内研修会の実施
認知症および高齢者の方に対する行内研修会およびCSの実施
セクハラホットラインの設置
内部通報者保護制度の実施
クールビズ・ウォームビズの導入
ライトダウンキャンペーン(環境省主催)の実施
ペットボトル・空き缶のプルトップ・使用済切手の収集等を通じた支援活動の実施
WebサイトにおけるCSRコンテンツの充実
オーナーシップ精神を具現化する各営業店からの経営改善意見受付制度(「カイゼン」)の導入
行内ペーパーレス化活動の一層の推進

CSR活動

社会貢献型預金キャンペーンの実施

1.預金キャンペーンによる預金金利の一部を社会貢献目的で寄付

当行は、日本と韓国の経済の架け橋として、両国間の企業進出等を金融面から支援することはもとより、両国間の文化・教育面等においても架け橋となれるよう努力したいと考えているところである。こうした認識のもと、開業日以降募集した「プレミアム定期」(募集期間:2009年9月14日~12月30日)により得た収益の一部から下記の団体・活動に対して寄付を実施した。

文化
  • 日韓文化祝典in東京(2009年11月20日)
  • 四天王寺ワッソ(2009年11月1日)
教育
  • 東京韓国学園(2009年12月14日)
  • 金剛学園(2009年12月16日)
  • 白頭学院(2009年12月16日)
その他
  • 在日本大韓民国民団中央本部(2009年12月11日)
  • 在日本大韓民国婦人会中央本部(2009年11月1日)
  • 在日金融協議会
  • 東京会
  • 民団体育大会

金融経済教育の充実

2.小学校への出張講座の実施

小学生に対して、お金の価値や流れに興味を持ってもらうことで、幅広いものの見方ができる人づくりに貢献することを目的に、下記の小学校へ講師派遣を行い、出張講座を開催した。

出張講座の概要
  • 開催校:学校法人金剛学園 金剛学園小学校・学校法人白頭学院 建国小学校
  • 対象:6学年2クラス
  • 開催日:2010年3月19日
  • 講師:2名派遣
  • 使用教材:「くらしと金融」(出典:金融庁) 「お金の話・あれこれ」(出典:日本銀行)

地域貢献活動の充実

3.川崎市在住の高齢者住人への食糧等支援活動を実施

川崎市在住の高齢者住人に対して、食糧等の給付等支援活動を実施した。

4.野外生活者および海外発展途上国への食糧物資および衣服提供の実施

野外生活者への食糧物資および衣服の提供を実施した(2009年12月21日)。

5.清掃ボランティアの実施

2009年度の清掃ボランティア

  • 韓国釜山と福岡を結ぶ玄関口の一つである博多港国際ターミナル周辺を清掃する活動を実施した(2009年4月23日、2009年6月18日)。
  • 大阪上本町駅、百貨店など支店の周辺の清掃を実施した(2009年11月17日、18日、19日の3日間)

社会貢献活動に関する行内取り組みの充実

6.人権をテーマとした社内研修会の実施

人権意識を高め、幅広いものの見方ができる職員づくりを行うことは、当行の人事政策上も極めて重要との認識のもと、全国銀行協会が発刊している教材(「みんなの人権を守るために」)を使用した本店社内研修会を実施した(2010年3月11日)。

7.認知症および高齢者の方に対する行内研修会およびCSの実施

認知症および高齢者

高齢化社会の進展により、今後、認知症の方のますますの増加が見込まれる中、銀行店舗においても認知症の方に適切に対応することは、当行のCS上も極めて重要との認識のもと、当行職員を全国銀行協会主催「認知症サポーター養成講座」(2009年4月14日)に参加させた。その後、同講座の内容について、店内メモを各営業店向けに回覧し還元するなど、認知症の方に対する接遇等の教育普及に努めた。

CS研修の実施

当行は、「顧客から愛される銀行」との経営理念のもと、CS(Customer Satisfaction)のための接遇サービスを徹底している。こうした観点から、本店において、CS担当者を任命し、全営業店に臨店させ、CS研修を実施した(2009年8月22日~8月23日)。

8.セクハラホットラインの設置

当行は、職員個人としての名誉や尊厳にかかわる人権・人格権の不当な侵害を防止し、職場環境の健全性と秩序の維持並びに男女雇用機会均等法等のコンプライアンスの実現を図ることを目的に、いわゆるセクハラ行為を防止もしくはセクハラ被害者の救済を図るインフラとして、「セクハラホットライン」を設置した(2009年9月14日)。

9.クールビズ・ウォームビズの導入

温室効果ガスの削減による地球温暖化防止および企業の社会的責任(CSR)に対する取り組みの一環として全役職員を対象に「クールビズ(夏季の軽装勤務)」(期間:2009年6月1日~9月30日)、「ウォームビズ」(2009年10月1日~2010年2月28日)を実施した。

10.ライトダウンキャンペーン(環境省主催)の実施

温室効果ガスの削減による地球温暖化防止および企業の社会的責任(CSR)に対する取り組みの一環として全営業店にて環境省主催「ライトダウンキャンペーン」※に参加した(2009年6月21日、同年7月7日)。

「ライトダウンキャンペーン」とは、環境省が主催する地球温暖化防止のためライトアップ施設の消灯を呼び掛ける運動のことを言います。

11.ペットボトル・空き缶のプルトップ・使用済切手の収集等を通じた支援活動の実施

当行は、社会貢献活動の一環として、「ペットボトルのキャップ」、「空き缶のプルトップ」、「使用済切手」の収集等を通じて、下記のとおり、各種団体に寄付を実施した。

  • ペットボトルのキャップ:NPO法人エコキャップ推進協会(ECOCAP)
  • 空き缶のプルトップ:東北福祉大学ボランティアセンター
  • 使用済切手:NPO法人シェア(国際保健協力市民の会)

12.WebサイトにおけるCSRコンテンツの充実

CSRに対する経営上の位置づけを対外的に示すことを目的に、当行WebサイトにCSRに対する取り組み理念並びにCSRに対する取り組み計画を策定のうえ、掲載した(2009年9月14日)。

13.オーナーシップ精神を具現化する各営業店からの経営改善意見受付制度(「カイゼン」)の導入

当行は、「愛される銀行」の経営理念のもと、役職員行動規範として「オーナーシップ精神」を掲げている。こうした行動規範を具現化するインフラとして、本店において、経営改善意見受付制度(「カイゼン」)を設置した(2009年9月14日)。

14.行内ペーパーレス化活動の一層の推進

電子決裁制度の導入

環境への配慮並びに行内における業務の効率化およびコスト低減の取り組みの一環として、従来実施していた書面による稟議制度を改め、原則として、電子決裁を可能とする稟議制度を導入した(2009年4月1日)。

その他の取り組み

「博多港・海のスケッチコンクール」(国土交通省主催)への後援(福岡支店)